データセットの共有機能は、特定のデータセットの所有者のみが利用可能です。

データセットの共有機能を使用すると、以下のアクションを実行できます:

  • 選択したユーザーユーザーグループに、データへのアクセスを許可する
  • ドメイン内のすべてのユーザーのデータへのアクセスを、グローバルに許可する
  • データセットへのアクセス許可を、任意でユーザーに通知する
  • ユーザーやユーザーグループに対しデータフィルターを定義することで、データレベルでの共有データへのアクセスを制限する

個人のユーザーやユーザーグループのデータセット共有を設定する場合、以下の2つのアクセスレベルを区別してください:

  • 読み取り専用アクセス: レポートまたはダッシュボードのみ作成できます。
  • フルアクセス: 共有とデータセットの削除以外のすべての機能が利用可能です。

データセットがユーザーと共有されるとすぐに、ユーザーはレポートを作成し、共有データに基づいてダッシュボードを作成できます。さらに、フルアクセスを持つユーザーは、設定の共有または完全な削除を除き、所有者と同じ方法でデータセットを管理することもできます。

データセットフィルター

選択したユーザーまたはユーザーグループのアクセスをデータレベルで制限できます(例: 大企業は、同じデータを必要とするSBUをより多く持てますが、しかしながら各SBU管理は、SBUに関連するデータのみにアクセスを持つべきです)。一方で、一般管理者はすべてのSBUの集計データにアクセスできます。データセットフィルター機能で、選択したメンバーを含むレコードのみに共有を制限できます (. SBUまたは部署名)。これらのユーザーのすべての集計は、これらのデータでのみ利用可能です。

ユーザーがデータの一部のみにアクセスできる場合でも、変換(属性とインジケータ)はデータセット内のすべてのデータに適用されることに注意してください。



データセットフィルター機能は、レポートの場合と全く同じです。

データセットメンバーフィルターは、グローバルデータセットの共有には利用できません。
ユーザーの役割と許可に関連して、常にメンバーフィルター設定を十分に計画してください!そうしないと、このデータセットに基づいてレポートやダッシュボードを共有する際に、データ漏洩が発生する可能性があります。

共有コンソールを介したデータセットの共有

BellaDatiでは、データセットが共有されているユーザーとユーザーグループと共にデータセットのリストを見ることもできます。リストには、データセットの所有者、編集者、読み取り専用ユーザー、グループエディター、読み取り専用グループの個別の列が含まれています。


ドメイン管理者のみが共有コンソールにアクセスできます。

[ユーザー]セクションに[共有]コンソールがあります。共有コンソールにアクセスするには:

  1. メインメニューでユーザーをポイントし、共有コンソール項目をクリックします。
  2. アクションボックスでデータセットを選択します。

共有設定を変更するには、選んだデータセットの編集ボタンをクリックします。


数式によるグローバルデータセットの共有

BellaDatiでは、新しく作成されたデータセットに対して、グローバル共有を定義する数式を設定することができます。これはユーザーセキュリティと同じように機能します。次のような簡単なクエリが使えます

SELECT L_USERNAME from $mainDataset(797) WHERE L_USERNAME = '${user.username}'

L_USERNAMEカラムにusernameが存在する場合,そのユーザーはVIEWERとして,新しく作成されたすべてのデータセットにアクセスすることができます。

このような共有の仕方には,アクセス可能なデータセットにそれらのデータセットがリストされないという欠点があります。

これはドメイン管理で設定できます。

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