BellaDatiは、URL、Webサービス、REST APIからデータをインポートすることができます。

URLへの接続は、ファイルからのインポートと類似しています。さらに、URLのインポートは、自動的に繰り返し実行されるようスケジューリングできます。

URLポップアップは、認証と特定のHTTPヘッダー設定の詳細セクションを提供します。

URLに接続

データソースに接続するページからHTTPで接続を選択してください。 

接続パラメーター

以下のパラメーターを入力して、URLソースに接続します:

  • URL: Webアドレス
  • ファイルコンテンツ: ファイル形式を選択します - CSV (テキストファイル)、Excel (XLS, XLSX)、XML、JSON、ZIP
  • 認証: 認証なし、シンプル、oAuth1a、oAuth2

次に、ファイルからのインポートなどの設定を続けます。

ログインとパスワードは、任意のパラメーターです。

 

日付と時刻の変数

URLHTTPポストコンテンツを動的に変更する必要がある場合、事前定義された変数を使用できます。BellaDatiは現在、ユーザー定義の形式で日付、時刻、タイムスタンプを取得する関数をサポートしています:

名前

説明

  $date(dateString)

dateStringを評価し、日付をyyyy-MM-dd形式で出力します。dateString

$date(now + 5d -4w)
$date(2011-01-01 + 5d -4w)
$date(actualMonth -1d)

$date(dateString, format)

$date(dateString)のように機能しますが、 出力形式はformatパラメーターによって制御されます。

$date(now + 5d -4w, dd-MM-yyyy)
$date(2011-01-01 + 5d -4w, MMyyyy)
$date(actualMonth -1d, yyyy-dd-MM)

$time(timeString)

timeString を評価し、結果の時間をHH:mm:ss形式で出力します。

$time(now)
$time(actualhour)
$time(actualminute)

$time(timeString, format)

$time(timeString)のように機能しますが、 出力形式はformatパラメーターによって制御されます。

$time(now, HH:mm:ss)
$time(actualhour, MMss)
$time(actualminute, HHmmss)

$timestamp()

現在のタイムスタンプ値を返します。

$timestamp()

$firstValue(L_ATTRIBUTE_CODE)

現在のデータセットに格納されている属性IDで指定された属性の最小値(昇順)を返します。
データがないか、属性コードが無効な場合、空の文字列を返します。

$firstValue(L_ID) //returns 123456

$firstValue(L_DATE_ATTRIBUTE) //returns 2013-01-01
$firstValue(L_TIME_ATTRIBUTE) //returns 10:00:54

$lastValue(L_ATTRIBUTE_CODE)

現在のデータセットに格納されている属性IDで指定された属性の最大値(降順)を返します。
データがないか、属性コードが無効な場合、空の文字列を返します。

$lastValue(L_ID) //returns 123456

$lastValue(L_DATE_ATTRIBUTE) //returns 2013-12-31
$lastValue(L_TIME_ATTRIBUTE) //returns 23:59:59

DateString

  • now – 日付を表します。
  • actualyear – 年の最初の日を表します (20XX.1.1)。 例えば、2010.9.21に選択されたactualyearは、日付2010.1.1を表します。
  • actualquarter 四半期の最初の日を表します(20XX.1.1、20XX.4.1、20XX.7.1、20XX.10.1)。例えば、2010.9.21に選択されたactualquarterは、日付2010.7.1を表します。
  • actualmonth 月の最初の日を表します(20XX.1.1、20XX.2.1, ...)。例えば、2010.9.21に選択されたactaulmonthは、日付2010.9.1を表します。
  • actualweek 週の最初の日を表します(月曜日)。 例えば、2010.9.21に選択されたactualweekは、日付2010.9.20(この週の月曜日)を表します。
  • 絶対的な日付入力は、操作者がこの構文を使うことで調整できます: date +|- n[d|w|m|q|y] nが整数の時、d は日、 w は週、m は月、qは四半期、yは年を表します。例えばこのように定義できます:  actualyear + 2m -4d今日は21.9.2010であるため、このバリューは1.1.2010 + 2 months - 4 days、つまり日付は25.2.2010を表します。
  • 日付の相対および絶対入力は、次の構文を使用して演算子で調整できます: date +|- n[d|w|m|q|y]nは整数、dは日、wは週、mは月、qは四半期、yは年を表します。例えば、次のように時間を定義できます: actualyear + 2m -4d。今日は2010年9月21日であるとすると、この値は2010.1.1 + 2か月 - 4日、つまり日付2010.2.25を表します。

TimeString

  • now 時間を表します。
  • actualhour 時間を0分0秒で表します。
  • actualminute 分を0秒で表します。
  • actualsecond 秒を表します。

チュートリアルビデオ

SOAP webサービスに接続

BellaDatiは、HTTPプロトコルを介してネットワーク上で利用可能なリソースに接続できます。この単純な使用法を除いて、Webサービスとして利用可能なより複雑なリソースも接続できます。 Webサービスは、プレーンHTTPプロトコルに基づくSOAPプロトコルを使用しています。 SOAPメッセージは標準のXML形式で提供され、BellaDatiで完全にサポートされています。これを行う方法の例を次に示します:

  1. webサービスのエンドポイントURLを入力し、XMLファイル形式を選択します。
  2. 詳細設定を開き、POSTメソッドを選択、以下のパラメーターを設定します:
    1. SOAPAction – 値は、Webサービスを説明するWSDLファイルに含まれています。soapActionタグで定義されています。例: <soap:operation soapAction="http://www.sap.com/Z_HSI_HRP04_RZH_READ_DATA"/>
    2. Content-Type値をtext/xmlに設定します。
  3. 表される構造にPOSTコンテンツを挿入します:

SAP webサービスへの接続中に問題が発生した場合、SoapUIのなどの外部のツールを用いて、WSDLに基づいたXML構造の正しい構造を生成することをお勧めします。

SoapUIは、正しいhttpポストコンテンツを生成するのにも役立ちます。

 

REST webサービスに接続

BellaDatiを使用して、HTTP経由でREST Webサービスに接続できます。適切なHTTP GETヘッダータイプとファイルタイプ(例: CSV)を選択するだけです。

認証

サポートされる認証方法は次の通りです:

  • 基本アクセス認証およびダイジェストHTTPアクセス認証 (RFC2617標準)。
  • OAuth1a
  • OAuth2

REST APIは、セキュリティトークンを使用したOAuth標準をサポートしています。

OAuth1aの場合、次の接続パラメーターを使用できます:

  • コンシューマキー
  • コンシューマシークレット
  • リクエストトークンURL
  • トークン認証URL
  • アクセストークンURL

OAuth2の場合、例えばOffice 365サービスに接続する時に使用されるResourceおよびStateパラメーターを定義することもできます。 

HTTPコネクター経由でOffice 365に接続

この例では、HTTPコネクターを介してOffice 365に接続する方法と、電子メールアカウントから連絡先のリストをインポートする方法を示します。

  1. データソースのリストから[HTTP経由で接続]を選択します。
  2. URL(この例では https://outlook.office.com/api/v1.0/me/contacts/?$orderby=displayname%20asc.)に入力します。
  3. ファイルのコンテンツをJSONに変更します。
  4. OAuth2認証を選択します。
  5. Acceptという名前text/*, multipart/mixed, application/xml, application/json; odata.metadata=noneというを持つHTTPヘッダーを追加します。

  6. [認証設定]で、Office 365で生成したOAuthアクセストークンを入力し、OAuthトークンタイプBearerに設定します(以下のOffice 365設定を参照)。
  7. OAuthを使用してサインインをクリックし、すべてのパラメーターを入力します。トークンに応じてスコープを設定します。
     
  8. [続行]をクリックして、データをインポートします。

Office 365の設定 

  1. https://portal.azure.com/ にアクセスします。
  2. 左側のメニューで、[Azure Active Directory]をクリックし、[アプリの登録]をクリックします。
  3. 新しいアプリケーション登録を追加し、Webアプリ/APIを選択して、BellaDatiアプリケーションのURLを入力します。
  4. 返信URLで、新しいレコードを追加します: URLofYourBD/auth/callback/oauth2
  5. [必要なアクセス許可]で、次を追加します:
    1. Office 365 Exchange Online(Microsoft.Exchange) すべてのメールボックスの連絡先を読み取る
    2. Windows Azure Active Directory(Microsoft.Azure.ActiveDirectory) -  サインインしてユーザープロファイルを読み取る
  6. [キー]で、新しいキーを追加し、資格情報をコピーします。 

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