この概要は、レポートやデータセット(事前定義されたインジケータ)に使えるすべての数式の概要を提供します。

データのインポート中に変換スクリプトを検索する場合は、開発者向け文書を参照して下さい。

インジケータとコード

各データセットインジケータは、M_ (メジャーのM)で始まる一意のコードで指定されます。このコードを数式に直接入力することで、計算インジケータの値にアクセスできます。例えば:

M_NAME_1 + M_NAME_2

インジケータの値を取得する別の方法は、value()関数を使用することです:

value('M_NAME_1') + value('M_NAME_2')

文字列は常にアポストロフィーで括る必要があります: 'L_NAME'

両方の例は同じ結果です。

ドリルダウン(メンバー)集約

メンバー集約は、単一の時間単位内で選択されたメンバーに対して、より多くのレコードが存在する場合の値のカウント方法を決定します。集約タイプは、インジケータのコードに適切な接尾辞を付けることにより指定されます。指定しない場合、 SUM集計が適用されます。

接頭語

説明

@SUM

選択したドリルダウン属性のすべての値の合計を計算します。

M_NAME@SUM

@MIN

選択したドリルダウン属性のすべての値の最小を計算します。

M_NAME@MIN

@MAX

選択したドリルダウン属性のすべての値の最大を計算します。

M_NAME@MAX

@AVG

選択したドリルダウン属性のすべての値の平均を計算します。

M_NAME@AVG

@MEDIAN
選択したドリルダウン属性のすべての値の中央値を計算します。
M_NAME@MEDIAN

@DC

選択したドリルダウン属性のすべての値の個別カウントを計算します。

M_NAME@DC

レベルメンバーの数え方

各ドリルダウンレベルは、特定のメンバーで表されます。例えば、レベルCityBerlin、Paris、New Yorkなどのメンバーを含みます。これらのメンバーの数を取得するには、以下の構文を使用します:

L_NAME_COUNT //L_NAMEはレベルコードを表します(prefix L like level)
L_NAME_DCOUNT //一意のカウントを取得するには、代わりに_接尾辞DCOUNTを使用します

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