レポート設定ダイアログウィンドウにアクセスするには、マウスを[編集]ボタンに合わせ、[設定]オプションを選択します。

レポート設定ダイアログウィンドウには、以下の機能があります:

  • データ変更時の更新間隔の設定
  • 計算結果の有効性の設定
  • レポートビューのタイムアウト時間の設定
  • サイドバーの幅の設定
  • アダプティブレイアウトの設定

データ変更時の更新間隔パラメーターは、チェックされるソースデータセットの変更頻度を設定するのに役立ちます。ソースデータの変更が検出されると、レポートは自動的に更新されます。デフォルト値は2秒に設定されています。

計算結果の有効性パラメーターは、レポートの再読み込み時間を短縮するために使用されます。ただし、データはメモリ内で計算されており、その一部は既にデータベースサブシステムレイヤーにキャッシュされているため、式の計算中に非常に大きなCPUオーバーヘッドが発生します。

レポートビューのタイムアウト間隔パラメータは、計算式の計算を終了するまでの時間を秒単位で設定します。指定された時間内にビューの計算式が計算されない場合、ビューは表示されません。これは、サーバーの負荷が高いときに他のユーザーをブロックしないようにするために使用できます。

アダプティブレイアウトは、異なるレイアウトスタイルに切り替わります。ビューは自動的に整列されません。各ビューは独自のサイズを持つことができます。通常、アダプティブレイアウトはモバイル端末での操作性が良く、ビューは相互に水平に配置されます。

サイドバーの幅:アダプティブ・レイアウトがアクティブで、幅が設定されている場合、レポートは2つのセクションに分割されます。右側のセクションは、1つのボタンを使って画面から格納することができます。これは重要ではない情報が必要に応じて表示できたり非表示にできるので便利です。

レポート・コンテンツの後に挿入されるHTMLコンテンツ - レポート・ページに任意のjavascriptを追加する簡単なソリューションを提供できます。このコンテンツは、レポートの最後に生成されます。
 
毎回自動的に使用されない理由はいくつかあります - 各式には、実行時に評価されるパラメーター(クロス値、日付/時刻修飾子など)が含まれている可能性があるため、式のコンテキスト(日付/時刻/ドリルダウン/フィルター)および式定義自体だけでキャッシュすることはできません。一方、数式計算キャッシュは、必要な期間[秒単位]の後、またはデータやコンテキストが変更されると自動的に期限切れになります。デフォルト値は60秒に設定されています。

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