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始める前に

PayaraへのBellaDatiのインストールを始める前に、以下の重要な注意事項をお読みください：

• 正しいバージョンのJavaがインストールされていることを確認してください。詳しくは、Javaのインストールをご覧ください。

  Info
  ベラダティ2.9.20以降、Java 11が必要です。

  
  

• Payaraアプリケーションサーバーをインストールします。
• 1台のPayaraアプリケーションサーバーに複数のBellaDati WARアプリケーションを展開することはサポートされていません。この構成はテストしておらず、いずれかのアプリケーションを更新すると（ポイントリリースであっても）壊れる可能性があります。
• BellaDatiが動作する同じPayaraコンテナに他のアプリケーションを展開しないことをお勧めします。特に、これらの他のアプリケーションが大きなメモリを必要とする場合や、Payaraのlibサブディレクトリに追加のライブラリを必要とする場合は注意が必要です。コンテナ内に複数のアプリケーションがあると、1つのアプリケーションのクラッシュによってコンテナ全体にアクセスできなくなる可能性があるため、安定性に影響を与える可能性があります。さらに、いずれかのアプリケーションを更新または再設定するためには、コンテナ全体を再起動する必要があります。

ビデオチュートリアルを見て、以下のガイドラインに従ってください。

1. データウェアハウスの設定

Setting up the PostgreSQL Database のページの指示に従ってください。

2. BellaDati WARアーカイブのダウンロードと解凍

BellaDati WARディストリビューションをBellaDatiダウンロードページからZIPアーカイブとしてダウンロードし、Windows用の7-ZipやLinuxのGNU tarツールなどのツールを使って中身を取り出します。このセットアップでは、ZIPアーカイブの中の1つのファイル、belladati.warのみを使用します。

 Windowsの組み込みのファイル解凍ツールを使用しないでください！このツールは長い名前のファイルを解凍することができません。他のユーザーもWinRARの問題を報告しています。

Solarisのデフォルトtarユーティリティを使用しないでください！ GNU tarは長いファイル名をより良いを扱えように、BellaDatiを解凍するために、このオペレーティングシステム上でのGNUtarを使用してください。

3. BellaDati WARの設定

2.7.14バージョンから特別な構成に変更がないですがapplication.propertiesで設定されているいくつかの拡張設定が（例えば、SSLを強制する）あります。

4. Payaraの設定

4.1 Payaraの中のメモリ設定の設定

BellaDatiは、Payaraがデフォルトで提供するメモリより多くのメモリを必要とします。このため、これらのメモリ設定を増やさない場合、BellaDatiの実行時にOutOfMemoryエラーが発生する可能性があります。

利用可能なメモリを増やすためにはParaya管理コンソール（ポート4848で利用可能なデフォルトによって）にログインします。アプリケーション・サーバーの「JVM設定メニュー」を開き、「JVMオプション」をクリックしてください。以下のスクリーンショットに示すようにXX:MaxPermSize の設定を512mに、-Xmx を2048m、-clientを-server に変更します。これらのオプションが存在しない場合にはそれを作成してください。同時に-serverと-clientオプションを設定していないことを確認してください。

コマンドラインを使用している場合は、代わりに以下のコマンドを実行します：

$PAYARA_HOME/bin/asadmin delete-jvm-options \"-client\"
$PAYARA_HOME/bin/asadmin delete-jvm-options \"-Xmx512m\"
$PAYARA_HOME/bin/asadmin delete-jvm-options \"-XX:MaxPermSize=192m\"

$PAYARA_HOME/bin/asadmin create-jvm-options \"-server\"
$PAYARA_HOME/bin/asadmin create-jvm-options \"-Xmx2048m\"
$PAYARA_HOME/bin/asadmin create-jvm-options \"-XX:MaxPermSize=512m\"

Parayaを再起動します。他の環境とメモリの設定の詳細については、システム要件と推奨JVMオプションを参照してください。

4.2 Payara上のスレッドプールの設定

スレッドプール設定で「http-thread-pool」と「thread-pool-1」と呼ばれるスレッドプールの最大スレッドプールサイズを増やすことを強くお勧めします。

1. 管理コンソールにログインします
2. 設定オープン→サーバー・コンフィギュ→スレッドプール
3. 「http-thread-pool」をクリックして、最大Thread Poolサイズを512に設定し、この変更を保存します
4. 「thread-pool-1」をクリックして、最大Thread Poolサイズを512に設定し、この変更を保存します

4.3 JDBCリソースの設定

BellaDati Application Propertiesに記載されているJVMオプションでJDBCの設定を行ってください。

4.4 ログの保存場所を設定

ellaDatiが生成するログのデフォルトの場所（詳細はログの設定を参照）は、長期保存には適さない分解されたbelladati.warからの相対的な場所です。 

ログディレクトリを変更するには、Payara管理コンソール（デフォルトではポート4848で利用可能）にログインし、アプリケーションサーバーのJVM設定メニューを開き、JVMオプションをクリックします。新しいオプション -Dlogs.location=<location>を追加します。<location>は、ログが保存される親ディレクトリへの希望する絶対パスです。

コマンドラインを使用する場合は、代わりに以下のコマンドを実行してください：

$PAYARA_HOME/bin/asadmin create-jvm-options \"-Dlogs.location=<location>\"

Payaraを再起動します。 

5. BellaDatiをPayaraに導入

5.1 Payaraの管理コンソールを使用

Admin Consoleを使用して、BellaDatiをPayaraにデプロイすることができます。

1. 管理コンソールにログインします
2. アプリケーションを開きます
3. 「デプロイ」ボタンをクリックします
4. 「Browse」をクリックしてbelladati.warファイルを選択します

5.2 asadminコマンドを使用

BellaDatiを展開するためにこのコマンドを実行します：

$PAYARA_HOME/bin/asadmin deploy --user admin /belladati.war

このコマンドは/belladatiで BellaDati WARファイルを展開します

6. セットアップウィザードの実行

ブラウザでhttp://localhost:8080/belladatiに移します。BellaDatiのセットアップ手順を説明するセットアップウィザードを起動します。

7. Payaraの起動/停止

Payara アプリケーションサーバーは、コマンドラインまたはサービスを使用することで起動/停止させることができます。これは、使用されるオペレーティングシステムによって異なります：

7.1 Windowsのコマンドライン

#server start
$PAYARA_HOME\bin\asadmin start-domain

 
#server stop
$PAYARA_HOME\bin\asadmin stop-domain

7.2 Windowsサービス

WindowsサービスとしてのGlassFishを設定する場合は、手動でscコマンドを使用して作成できて、次のスクリプトを実行します：

$PAYARA_HOME\bin\asadmin create-service

このスクリプトは、管理者権限と.NET 3.5がマシンに設定される必要があるをご注意してください。